Firebase Crash Reporting から Firebase Crashlytics にアップグレードしました!
Reluxでは Crash Reporting を使用していましたが
今回 Crashlytics がベータ版を卒業するタイミングでアップグレードすることにしました。
ブログによるとCrash Reporting は 2018年09月08日に完全に廃止されるそうです。
コンソール画面上からも同じように廃止される旨が表示されています。
アップグレード手順
公式ドキュメントにかかれている手順で簡単にアップグレードできます。
Firebase Crash Reporting から Firebase Crashlytics にアップグレードする | Firebase
Podfileの編集
Crash Reportingを削除
pod 'Firebase/Crash'
Fabric, Crashlyticsを追加
pod 'Fabric', '~>1.7.2' pod 'Crashlytics', '3.9.3'
ビルド設定を変更
Build Settings > Debug Infromation Format を DWARF with dSYM に変更
※なぜか DWARF に設定されていて少しハマりました...
動作確認手順
#import <Crashlytics/Crashlytics.h> // 任意のタイミングで強制クラッシュ [Crashlytics.sharedInstance crash];
Import Crashlytics
// 任意のタイミングで強制クラッシュ
Crashlytics.sharedInstance().crash()
対応するとどう表示されるか?
Crash Reporting
従来の Crash Reporting アプリの選択画面から表示することができる。
Crashlytics
クラッシュ率に関しては Crash Reporting版 と Crashlytics版 のデータがマージして表示されていました。
アップグレード前の過去のクラッシュ率を Crashlytics から確認することができます。
ただし、クラッシュ数、影響を受けたユーザ数、問題は表示されないのでどうしても見たい場合は Crash Reporting の画面で確認する必要があります。