CocoaPods関連のメモ
ネットワークの問題でCocoaPodsのsetupが終る気配がないので
この記事を書いています...
本エントリではCocoaPodsの基本的な使い方などについて簡単にまとめたいと思います。
cocoapods.org
インストール
#gemを最新にする sudo gem update --system #インストール sudo gem install cocoapods
初期設定
#セットアップ pod setup #プロジェクトのディレクトリまで移動 cd projectdir #プロジェクトファイルを元に初期化 pod init
pod initを実行するとプロジェクトフォルダ内にPodfileが生成されます。
ライブラリの指定はこのPodfileに記述していきます。
ライブラリの指定
target 'sample' do pod 'hoge' pod 'fuga', '1.0' end
hogeのように記載する場合はupdate時に最新版が適用されます。
fugaのように記載する場合は1.0が適用されます。
以下にバージョンの記載方法についてまとめます。
(この書き方がわからなくなることがあります...)
記載例 | 適用されるバージョン |
---|---|
'1.0' | バージョン1.0 |
'>=1.0' | バージョン1.0以上 |
'<1.0' | 'バージョン1.0未満' |
'~>0.2' | バージョン0.2以上1.0未満 |
ライブラリのインストール
指定ライブラリのインストールを行います。
インストール時にPodfile.lockが作成されます。
Podfile.lockファイルが存在する場合は
Podfile.lockに記載されているバージョンで固定されます。
#インストール pod install
ライブラリのアップデート
指定ライブラリのアップデートを行います。
Podfile.lockファイルが存在している場合でも
Podfileでバージョン指定されていないものはアップデートされます。
# アップデート
pod update
pod updateがうまくいかないとき
Xcodeを閉じて下記コマンドを実行するとうまくいく場合があります。
#リポジトリ削除 pod repo remove master #セットアップ pod setup #インストール pod install
pod update時にリポジトリの更新をスキップしたいとき
このようなオプションをつけるとスキップできます。
結構時間がかかることがあるので覚えておくと便利です。
pod update --no-repo-update
CocoaPods 1.0.0で気をつけること
以前のバージョンではtarget指定が必須ではなかったのですが1.0.0から必須になっています。ビルド時にエラーになる場合はプロジェクトのクリーンやDerivedDataの削除で動くようになると思います。