iOSエンジニアが教える "iOS11の便利機能" 5選!
この記事は Relux Advent Calendar 2017 9日目の記事です。
iOS11の機能をきちんと使いこなせていますか?
iOSには便利なのに意外に知られていない機能がたくさんあります。
その中からiOSエンジニアの僕がおすすめする便利機能を5つ紹介します。
- 1. QRコード読み取り機能(カメラ)
- 2. Webページ内のQRコード読み取り機能(Safari)
- 3. 書類スキャン機能(メモ)
- 4. 画面収録機能
- 5. AssistiveTouch機能
- 最後に
※お使いの端末によって一部使えない機能もあります。
1. QRコード読み取り機能(カメラ)
最初にご紹介するのは QRコード読取り機能 です。
こちらは有名なので知っている方も多いと思います。
標準のカメラアプリでQRコードを読み取ることができます。
iOS10以前はサードパーティ製のアプリが必要でしたが、iOS11ではアンインストールしてしまっても問題ありません。
QRコードを認識するとこのようにバナーが表示され、タップするとリンクを開くことができます。
2. Webページ内のQRコード読み取り機能(Safari)
次にご紹介するのは Webページ内のQRコード読取り機能 です。
SafariでWebページ内に設置されているQRコード画像からリンクを開くことができます。
あまり使うタイミングはありませんが知っておいて損はないと思います!
QRコード画像を 3D Touch することでメニューが表示されます。
今すぐ試したい方は↓こちらの画像でお試しください。
※こちらのリンクはRelux LINEアカウントのリンクになります。
3. 書類スキャン機能(メモ)
3つ目ご紹介するのは 書類スキャン機能 です。
標準のメモアプリで書類をスキャンすることができます。
タブバーの+ボタンをタップするとメニューが表示されます。
書類をスキャンをタップするとカメラが起動し、スキャンが開始されます。
書類はカメラで認識されると黄色いガイドが表示され、自動的にスキャンしてくれます。
(自動的にスキャンされるのでスクリーンショットの撮影に少し苦労しました 笑)
スキャンが完了すると角度を自動的に補正してくれます。
結構綺麗にスキャンされるのでぜひ試してみてください。
4. 画面収録機能
次にご紹介するのは 画面収録機能 です。
iPhoneの操作を動画として保存することができます。ファイル形式は mov ではなく mp4 でした。
コントロールセンターをカスタマイズして、画面収録機能を追加することができます。
5. AssistiveTouch機能
最後にご紹介するのは Assitive Touch機能 です。
こちらは以前から存在する機能ですが、使いやすくパワーアップしているのでご紹介します!
AssistiveTouchとは?
画面上に丸いメニューを表示させ、複雑な操作をかんたんに行えるようにサポートする機能です。
iPhoneの基本的な操作だけでなく、カスタムジェスチャーを登録して利用することができます。
ホームボタンの効きがわるくなったときに使っていた方も多いのではないでしょうか?
AssistiveTouchの設定方法
設定 > 一般 > アクセシビリティ > AssistiveTouch
から設定することができます。
最上位メニューのカスタマイズ
カスタムアクションで「メニューを開く」を設定した場合に表示されるメニューです。
最大で8個のアクションを設定することができます。
カスタムを選択すると登録したジェスチャーを実行することができます。
メニューを開いてからアクションを選択する必要があるので、使用頻度があまり高くないものを設定するのがおすすめです。
カスタムアクション
- シングルタップ
- ダブルタップ
- 長押し
- 3D Touch
にそれぞれにアクションを設定することができます。
最上位メニューを使用したい場合は「メニューを開く」をどれかに割り当てないと機能しません。
カメラアプリなどをここに登録できたら便利だと思うのですができないようです。(Appleさんお願いします🙏)
待機状態時の不透明度
Assistive Touchの不透明度を設定することができます。
15%から100%まで設定することができます。100%だとかなり目立ってしまいますが、15%に設定するとあまり目立たなく気になりません。個人的には30%ぐらいがちょうど良いと思います。
おすすめ設定
- シングルタップ → 通知
よく使うアクションをシングルタップに登録するのがおすすめです。
中でもおすすめなのが通知です。通知は画面上端からスワイプする必要がありますが、シングルタップに登録することでワンタップで通知をひらくことができるようになります。
- ダブルタップ → コントロールセンター
こちらもシングルタップと同様によく使うアクションを登録するのがおすすめです。
特に iPhoneX ユーザの方はコントロールセンターがおすすめです。
この機能に気づくまでは両手で操作していたのですが Assistive Touch を使うようになってからは片手で操作できるようになりました。
- 長押し → メニューを開く / スクリーンショット
長押しのみ継続時間(アクションするまでの時間)を設定することができます。
時間は0.2秒から8.0秒まで設定することができます。継続時間を長くしてSOSを設定するのも良いかもしれません。
最上位メニューを使用したい方は長押しに
メニューを開くを設定するのがおすすめです。直感的な操作でメニューを開くことができます。
最上位メニューを使わない方にはスクリーンショットを設定するのがおすすめです。
スクリーンショットは2つのボタンを同時に操作する必要があります。
操作ミスでスクリーンショットがうまく撮影できなかったなんてことはありませんか?
Assistive Touchに設定すれば簡単に撮影することができます。
シングルタップやダブルタップなどに設定すると誤操作してしまうことがありますが
長押しに設定すれば誤操作する心配はほとんどありません。
- 3DTouch → 画面向きのロック
3D Touch は 画面向きのロック がおすすめです。ここにスクリーンショットを設定するのも良いと思います。
画面向きのロックは長押しが良いかと思ったのですが、操作時のフィードバックがなく切り替わったかどうかがわかりにくいです。
3D Touch であればアクション時に振動するので切り替わったことがすぐにわかります。
最後に
iOS11のおすすめ機能を5つ紹介しました。いかがでしたか?
他にもたくさん便利な機能があるので ヒントアプリ や Appleサポートアプリ をチェックしてみてください!